木造戸建て住宅の外壁部分にひび割れを見つけた場合、どのような方法でDIYで応急処置をすればよいのか。
外壁のひび割れは住宅の美観を損なうだけでなく建物の耐久性や安全性にも重大な影響を及ぼしますので、放置するのは良くない判断で、DIY補修でも良いので応急処置を検討すべき状態です。
ひび割れの放置は水分の浸入を招き、内部の構造材にダメージを与える可能性があるので早めに対策することで深刻なダメージを防ぐ効果が期待できます。
- 木造戸建て住宅の外壁のひび割れはどのような原因で発生するのかについて。
- 木造戸建て住宅の外壁のひび割れの種類と応急処置の方法について。
- 木造戸建て住宅の外壁のひび割れをDIYで補修する際に必要な道具やおすすめの補修材の選び方について。
- 木造戸建て住宅の外壁のひび割れをDIY補修で応急処置する際の手順や流れについて。
- 外壁のひび割れの応急処置後の本格的な修繕についてどう考えるべきなのかについて。
- 木造戸建て住宅の外壁のひび割れの応急処置に関するよくある質問。
この記事では木造戸建て住宅の外壁のひび割れの原因や応急処置の方法、補修時に必要な道具やおすすめの補修材の選び方などの補修時の参考になる情報を紹介します。
応急処置後の本格的な修繕やひび割れ防止のための予防策について詳しく説明しますので、外壁のひび割れ対策の参考にしてください。
木造戸建て住宅の外壁のひび割れはどのような原因で発生するのか?
木造戸建て住宅で外壁部分にひび割れが発生する原因には様々なものが考えられます。
一般的にどのような原因でひび割れが発生するのかというと、
- 温度変化
- 地震や振動
- 施工不良
- 経年劣化
- 湿気と乾燥
新築戸建住宅でも10年も経過する頃には細かいひび割れが発生していることもありますし、住環境によっては大きなひび割れになってしまっているような場合も。
それぞれどのような原因で外壁にひび割れが生じるのか簡単に紹介すると、
温度変化│外壁ひび割れの原因
昼夜や季節の温度変化によって外壁材が膨張と収縮を繰り返すことで応力が発生して、外壁部分にひび割れが生じることがあります。
地震や振動│外壁ひび割れの原因
地震や建物の近くを通る大型車両による振動が外壁に応力を与えて、外壁部分にひび割れを引き起こすことがあります。
施工不良│外壁ひび割れの原因
外壁材の施工時に使用された材料や施工方法が不適切な場合は、外壁部分にひび割れが発生しやすくなります。
経年劣化│外壁ひび割れの原因
長期間にわたる風雨や紫外線にさらされることで外壁材が劣化して、外壁部分にひび割れが発生します。
湿気と乾燥│外壁ひび割れの原因
外壁が湿気と乾燥を繰り返すことで外壁材が膨張と収縮を繰り返して、外壁部分にひび割れが生じることがあります。
ここでは非常に簡単に紹介しているので、木造戸建て住宅の外壁にひび割れが発生する原因について詳しい情報を確認したい人はこの記事を参考にしてください。
木造戸建て住宅の外壁部分のひび割れの応急処置の重要性は?
外壁部分のひび割れを応急処置でも良いので補修することは、さらなるダメージを防いで建物の安全性を保つために重要なことです。
応急処置を行うことで下記のようなメリットがあります。
- 水分の浸入を防ぐ効果:ひび割れを放置すると雨水や湿気が浸入しやすくなります。応急処置をすることでひび割れ部分を一時的に塞いで水分の浸入を防ぐことができます。
- 構造材の保護効果:水分が内部に浸入することで木材が腐食したり、鉄筋が錆びたりすることがあります。応急処置を行うことで内部の構造材を保護して建物の耐久性を維持することができます。
- 修繕までの時間を確保できる:応急処置を行うことでひび割れの進行を一時的に抑えて本格的な修繕を行うための時間を確保できます。
木造戸建て住宅の外壁部分のひび割れの種類と応急処置の方法は何をすればよいのか?
ひび割れにはさまざまな種類があり、それぞれに適した応急処置の方法があります。
主な外壁部分のひび割れの種類と応急処置の方法を紹介すると、
細かいひび割れ(ヘアクラック)のサイズの目安と応急処置方法は?
幅が0.3mm以下の細かいひび割れは一般的に構造的な問題を引き起こすことは少ないですが、早めに対処することが重要です。
- シーリング材の注入:ひび割れ部分に弾性シーリング材を注入してひび割れの拡大を塞ぎます。シーリング材は、ホームセンターで購入できる市販のものを使用できます。
- 塗装による補修:ひび割れ部分を清掃して外壁用の補修塗料を塗布します。補修塗料は、ひび割れの幅や深さに応じて適切なものを選ぶようにしましょう。
中程度のひび割れのサイズの目安と応急処置方法は?
幅が0.3mm~1mm程度のひび割れは、放置すると水分が浸入しやすくなるために応急処置が必要なサイズです。
- エポキシ樹脂の注入:ひび割れ部分にエポキシ樹脂を注入して補修します。エポキシ樹脂は、硬化後に強固な結合を形成して防水効果も期待できます。
- 補修シートの使用:ひび割れ部分に補修シートを貼り付けることで一時的に水分の浸入を防ぎます。補修シートは、シートの表面に粘着剤が付いているものを選んで、ひび割れ部分にしっかりと貼り付けてください。
大きなひび割れのサイズの目安と応急処置方法は?
幅が1mm以上の大きなひび割れは、構造的な問題を引き起こす可能性が高いために早急な応急処置が必要です。
- モルタルの充填:ひび割れ部分にモルタルを充填して補修します。モルタルは、ホームセンターで購入できる市販のものを使用できます。モルタルを充填する前にひび割れ部分をしっかりと清掃して乾燥させておくことが重要です。
- エポキシ樹脂の注入:大きなひび割れにもエポキシ樹脂を注入して補修することができます。エポキシ樹脂は、硬化後に強固な結合を形成して防水効果が期待できます。
木造戸建て住宅の外壁のひび割れをDIYで補修する際に必要な道具やおすすめの補修材の選び方は?
木造戸建て住宅の外壁部分のひび割れの応急処置を行う前に、必要な道具と材料を準備する必要があります。
一般的な外壁のひび割れをDIYで応急処置する際に必要になる道具と材料を紹介すると、
外壁のひび割れのDIY補修に必要な道具
- ブラシまたはエアダスター(ひび割れ部分の清掃用)
- ヘラ(補修材の平滑化用)
- シリコンガン(シーリング材の注入用)
- マスキングテープ(補修材のはみ出し防止用)
- 手袋、保護メガネ(安全対策用)
外壁のひび割れのDIY補修に必要な材料
- 弾性シーリング材(細かいひび割れ用)
- エポキシ樹脂(中程度から大きなひび割れ用)
- モルタル(大きなひび割れ用)
- 補修シート(ひび割れ部分の補強用)
- 外壁用補修塗料(仕上げ用)
外壁部分の日々の状況に応じてより多くの道具が必要になる場合もあるので、上記はあくまでも参考程度にお考えください。
また道具を完璧に揃えた場合でも、ある程度の技術力がないと不完全で見栄えの悪い応急処置になってしまうので、自信のない人は最初から専門業者に依頼することをおすすめします。
木造戸建て住宅の外壁ひび割れをDIYで応急処置する際の補修剤の種類は?
木造戸建て住宅の外壁のひび割れ補修には様々な補修剤が使用されますので、代表的な補修剤の種類や特徴、おすすめの商品を紹介すると、
弾性シーリング材│ひび割れの補修材
弾性シーリング材は、細かいひび割れ(幅0.3mm以下)の補修に適しています。
柔軟性があり、ひび割れ部分の動きに追従するためにひび割れが再発しにくいのが特徴です。
シリコン系、ウレタン系、アクリル系などの種類がありますので用途に合わせて選ぶ必要があります。
弾性シーリング材の製品例は?
- コニシ ボンド シールN:さまざまな素材に密着しやすく、柔軟性が高いためひび割れ部分の動きに追従します。
- セメダイン スーパーシール::耐久性が高く、UVや水分に強い特性があります。
弾性シーリング材の特徴とは?
柔軟性があり、ひび割れ部分の動きに追従するため、ひび割れが再発しにくい特徴があります。
防水性が高く雨水の浸入を防ぐ効果が期待でき、ホームセンターやオンラインショップなどで簡単に購入できるのでDIY初心者にもおすすめです。
エポキシ樹脂│ひび割れの補修材
エポキシ樹脂は、中程度のひび割れ(幅0.3mm~1mm)の補修に適しています。
強度が高く、硬化後は強固な結合を形成するため耐久性にも優れているのが特徴です。
2液混合型の製品が一般的で、硬化時間が短くて速やかに補修が完了します。
エポキシ樹脂の製品例は?
- アサヒペン エポキシパテ:強度が高く、硬化後は強固な結合を形成しますので、DIYにも適した2液混合型の製品です。
- スリーボンド エポキシ接着剤:硬化が早く、強力な接着力を持つために中程度のひび割れに最適です。
エポキシ樹脂の特徴とは?
強度が高く、硬化後は強固な結合を形成するため耐久性に優れており、防水性が高いので雨水の浸入を防ぎます。
また硬化時間が短いため速やかに補修が完了するのも特徴のひとつです。
モルタル│ひび割れの補修材
モルタルは、大きなひび割れ(幅1mm以上)の補修に適しています。
セメントと砂を混ぜ合わせて使用し、ひび割れ部分に充填することで補修します。
耐久性が高くて外壁材と同じ質感を持つために仕上がりが自然です。
モルタルの製品例は?
- ニッペホームプロダクツ モルタル補修材:高い耐久性を持ち、外壁材と同じ質感を持つために仕上がりが自然です。
- コニシ ボンド モルタル用接着剤:モルタルに混ぜて使用することで、接着力を高めてひび割れ部分をしっかり補修してくれます。
モルタルの特徴とは?
耐久性が高く、外壁材と同じ質感を持つために自然な仕上がりが期待できます。
ホームセンターやオンラインショップで簡単に購入でき、大きなひび割れでもしっかり補修する効果が期待できます。
補修シート│ひび割れの補修材
補修シートは、ひび割れ部分の補強や防水性の向上に使用されます。
弾力性があり、ひび割れ部分に貼り付けることでひび割れ部分からの水分の浸入を防いでくれます。
シートの表面には粘着剤が付いており、DIY初心者でも簡単に貼り付けることができます。
補修シートの製品例は?
ニチアス 補修シート:弾力性があり、ひび割れ部分に貼り付けることで水分の浸入を防ぎます。粘着剤付きなので簡単に使うことができます。
木造戸建て住宅の外壁ひび割れをDIYで応急処置する際の補修剤の選び方は?
適切な補修剤を選ぶためにも外壁のひび割れの種類や外壁材の特性を考慮することが重要です。
補修剤の選び方のポイントを簡単に紹介すると、
ひび割れの幅と深さを基準に選ぶ│補修剤の選び方
ひび割れの幅や深さに応じて適切な補修剤を選びます。
細かいひび割れには弾性シーリング材、中程度のひび割れにはエポキシ樹脂、大きなひび割れにはモルタルが適しているでしょう。
まずはひび割れの状態を基準に選ぶのが基本です。
外壁材の種類を基準に選ぶ│補修剤の選び方
外壁材の種類に応じて補修剤を選びます。
例えば、コンクリートやモルタルの外壁にはエポキシ樹脂やモルタルが適しており、サイディングボードには弾性シーリング材が適していると理解しておいてください。
外壁材を基準にする選び方をすることで補修箇所が目立ちにくい特徴があります。
耐久性と柔軟性を基準に選ぶ│補修剤の選び方
補修剤の耐久性や柔軟性も重要なポイントです。
ひび割れ部分が動きやすい場所では、弾性シーリング材のように柔軟性のある補修剤を使用することが重要です。
耐久性と柔軟性を考慮した選び方をすることで、ひび割れの再発を防ぐ効果が期待できます
使用環境を基準に選ぶ│補修剤の選び方
補修剤の使用環境も考慮します。
外壁が直射日光にさらされる場所や風雨の影響を受けやすい場所では、耐候性や防水性に優れた補修剤を選ぶことが重要です。
使用環境を考慮した選びかたをすることで、ひび割れの再発を遅らせる効果が期待できます。
木造戸建て住宅の外壁ひび割れをDIYで応急処置する際の作業方法や作業手順は?
木造戸建て住宅の外壁ひび割れをDIYで応急処置する際の作業方法や作業手順をひび割れの種類ごとに紹介していきますので、実際に作業をする際の参考にしてください。
細かいひび割れ(ヘアクラック)をDIYで応急処置する流れは?
- ひび割れの確認:幅が0.3mm以下の細かいひび割れを確認します。
- 清掃:ひび割れ部分をブラシまたはエアダスターで清掃し、汚れやホコリを取り除きます。
- シーリング材の準備:市販の弾性シーリング材を準備します。シリコンガンを使用して、シーリング材をひび割れ部分に注入します。
- シーリング材の注入:ひび割れ部分にシーリング材を注入し、ヘラで平滑に整えます。マスキングテープを使用すると、周囲にシーリング材がはみ出すのを防げます。
- 乾燥:シーリング材が完全に乾燥するまで待ちます。乾燥時間は製品の取扱説明書に従ってください。
細かいひび割れ(ヘアクラック)をDIYで応急処置する際の注意点は?
- シーリング材を注入する際は、ひび割れ部分にしっかりと浸透させることが重要です。
- シーリング材が乾燥するまでの時間を十分に確保し、乾燥後に再度確認を行います。
中程度のひび割れをDIYで応急処置する流れは?
- ひび割れの確認:幅が0.3mmから1mm程度のひび割れを確認します。
- 清掃:ひび割れ部分をブラシまたはエアダスターで清掃し、汚れやホコリを取り除きます。
- エポキシ樹脂の準備:市販のエポキシ樹脂を準備します。エポキシ樹脂は、2つの成分を混合して使用することが一般的です。
- エポキシ樹脂の注入:ひび割れ部分にエポキシ樹脂を注入し、ヘラで平滑に整えます。エポキシ樹脂がひび割れ内部にしっかりと浸透するように丁寧に作業を行います。
- 乾燥・硬化:エポキシ樹脂が完全に硬化するまで待ちます。硬化時間は製品の取扱説明書に従ってください。
中程度のひび割れをDIYで応急処置する際の注意点は?
- エポキシ樹脂を注入する際は、ひび割れ内部にしっかりと浸透させることが重要です。
- エポキシ樹脂が硬化するまでの時間を十分に確保して、硬化後に再度確認を行ってください。
大きなひび割れをDIYで応急処置する流れは?
- ひび割れの確認:幅が1mm以上の大きなひび割れを確認します。
- 清掃:ひび割れ部分をブラシまたはエアダスターで清掃し、汚れやホコリを取り除きます。
- モルタルの準備:市販のモルタルを準備します。モルタルは、水を加えて練り合わせることで使用できるようになります。
- モルタルの充填:ひび割れ部分にモルタルを充填し、ヘラで平滑に整えます。モルタルがひび割れ内部にしっかりと充填されるように注意しながら作業を行います。
- 乾燥・硬化:モルタルが完全に硬化するまで待ちます。硬化時間は製品の取扱説明書に従ってください。
大きなひび割れをDIYで応急処置する際の注意点は?
- モルタルを充填する際は、ひび割れ内部にしっかりと充填することが重要です。
- モルタルが硬化するまでの時間を十分に確保し、硬化後に再度確認を確認を行ってください。
木造戸建て住宅の外壁のひび割れをDIYで応急処置した後の仕上げは?
DIYによる補修でひび割れ部分の応急処置が完了したら仕上げとして補修部分を塗装することで見た目も良くなります。
仕上げ作業に関する流れも紹介しておくと、
- 補修部分の確認:応急処置が完了し、補修部分がしっかりと乾燥・硬化していることを確認します。
- マスキングテープの準備:補修部分の周囲にマスキングテープを貼り、塗料が周囲に付着するのを防ぎます。
- 塗料の準備:市販の外壁用補修塗料を準備します。塗料は、補修部分の外壁の色に合わせて選びます。
- 塗装:補修部分に塗料を均一に塗布します。塗料が乾燥するまで待ち、必要に応じて2回目の塗装を行います。
- 仕上げ:塗料が完全に乾燥したら、マスキングテープを剥がして最終仕上げを行います。リスト
外壁のひび割れをDIYで応急処置した後に仕上げ作業をする際の注意点は?
- 塗料を均一に塗布するために、適切なブラシやローラーを使用します。
- 塗料が乾燥するまでの時間を十分に確保して、乾燥後に仕上がりを確認してください。
木造戸建て住宅の外壁のひび割れをDIYで応急処置した効果を最大化するためのポイントは?
応急処置の効果を最大化するためには、以下のポイントに注意することが重要です。
適切な補修材を選定すること。
ひび割れの種類や状況に応じて適切な補修材を選定します。
不適切な補修材を使用すると、補修効果が得られない場合がありますので注意してください。
丁寧な作業を心がけること。
補修作業を丁寧に行うことで、補修材がひび割れ内部にしっかりと浸透・充填されます。
特にエポキシ樹脂やモルタルの注入・充填は慎重に行いましょう。
安全対策を徹底すること。
高所での作業や補修材の取り扱いには十分な注意が必要です。
作業時には安全帯やヘルメット、保護手袋を着用するなど安全対策を徹底してください。
応急処置後の点検も継続すること。
応急処置が完了した後も定期的に補修部分を点検して、再度ひび割れが発生していないか確認してください。
必要に応じて追加の補修を行うようにしましょう。
木造戸建て住宅の外壁ひび割れの応急処置後の本格的な修繕についてどう考えるべきなのか?
DIYによるひび割れ補修は一時的な応急処置であり、最終的には本格的な修繕が必要になります。
外壁のひび割れに関する本格的な修繕の手順と注意点を説明すると、
外壁のひび割れの本格的な修繕手順について
- 診断:専門の業者に依頼して外壁の状態を詳細に診断してもらいます。診断結果に基づいて修繕計画を立てましょう。
- 施工業者の選定:信頼できる施工業者を選定して見積もりのを依頼します。複数の業者から見積もりを取ることで、適正な価格で修繕をおこなうことができるようになります。
- 補修材の選定:ひび割れの種類や状況に応じて適切な補修材を選定します。専門家のアドバイスを参考に長期的な耐久性を考慮した補修材を選びましょう。
- 補修工事:専門の施工業者による補修工事を行います。工事の進行状況を定期的に確認して問題が発生した場合はすぐに業者に相談しましょう。
- 仕上げ:補修工事が完了したら塗装や仕上げを行いって美観を回復します。塗装には耐久性の高い塗料を使用することが推奨されます。
外壁のひび割れの本格的な修繕をする際の注意点は?
- 業者の信頼性を確認する:施工業者の信頼性を確認するためにも過去の実績や口コミを調べましょう。信頼できる業者を選ぶことで品質の高い修繕効果が期待できます。
- 保証内容の確認をする:修繕工事には保証が付いていることが多いため保証内容も確認しておきましょう。保証期間や保証範囲について明確にしておくことが重要です。
- 長期的なメンテナンス計画を立てる:修繕後も定期的な点検やメンテナンスを行って、ひび割れの再発を防ぐことが重要です。長期的なメンテナンス計画を立てて定期的な点検を行うことで、建物の寿命を延ばす効果が期待できます。
木造戸建て住宅の外壁ひび割れの応急処置に関するよくある質問まとめ。
木造戸建て住宅の外壁ひび割れは住宅の美観と耐久性に深刻な影響を与える可能性があるので、DIY補修も含めて早めの対策が必要です。
外壁ひび割れの応急処置に関するよくある質問を紹介しますので、ひび割れ発見時や補修時の参考にしてください。
- 外壁にひび割れを発見したら、まず何をすればいいですか?
-
外壁にひび割れを発見した場合、まずはひび割れの幅と深さを確認します。ひび割れがどの程度の大きさなのかを把握することで適切な応急処置方法を選ぶことができます。また、ひび割れの位置や長さもメモしておくと、後の修繕作業に役立ちます。
- 外壁のひび割れの幅によって応急処置の方法は変わりますか?
-
はい、ひび割れの幅によって応急処置の方法は異なります。一般的に、幅が0.3mm以下の細かいひび割れは弾性シーリング材で対応し、幅が0.3mmから1mm程度の中程度のひび割れはエポキシ樹脂で補修します。幅が1mm以上の大きなひび割れはモルタルなどで充填する必要があります。
- 外壁のひび割れの応急処置に使用する道具や材料はどこで購入できますか?
-
応急処置に使用する道具や材料は、ホームセンターやオンラインショップで購入できます。必要な道具には、ブラシ、エアダスター、ヘラ、シリコンガン、マスキングテープなどがあります。材料としては、弾性シーリング材、エポキシ樹脂、モルタル、補修シート、外壁用補修塗料などが必要です。
- シーリング材やエポキシ樹脂の乾燥時間はどれくらいですか?
-
シーリング材やエポキシ樹脂の乾燥時間は、製品によって異なります。一般的には、シーリング材は数時間から24時間、エポキシ樹脂は24時間から48時間程度で完全に乾燥・硬化します。使用する製品の取扱説明書に記載された乾燥時間を確認し、それに従って適切な時間を確保しましょう。
- 外壁のひび割れは応急処置を行った後に本格的な修繕が必ず必要になりますか?
-
応急処置はあくまで一時的な対策であり、本格的な修繕が必要です。応急処置後は、専門の施工業者に依頼して外壁の詳細な診断を受け、必要な修繕計画を立てましょう。本格的な修繕を行うことで、外壁の耐久性を確保し、再発を防ぐことができます。
- どの程度のひび割れなら外壁でもDIYでの応急処置が可能ですか?
-
DIYでの応急処置が可能なひび割れは、幅が1mm以下の小規模なひび割れが対象となります。幅が1mm以上の大きなひび割れや、構造的な問題が疑われるひび割れは、専門の施工業者に相談することが推奨されます。また、高所での作業が必要な場合や、自己判断での作業が難しい場合も、専門家に依頼することが安全です。
- 外壁のひび割れ補修材は雨の日でも使用することができますか?
-
雨の日には補修剤を使用しない方が良いです。補修剤が十分に乾燥・硬化するためには、乾燥した環境が必要です。雨の日に作業を行うと、水分が補修剤に影響を与え、効果が低下することがあります。晴れた日を選んで作業を行いましょう。
- DIYで外壁のひび割れ補修をする場合、どのくらいの時間がかかりますか?
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補修作業にかかる時間は、ひび割れの規模や補修剤の種類によります。細かいひび割れの補修には1~2時間程度、中程度のひび割れには2~3時間程度、大きなひび割れには半日から1日程度が目安です。また、乾燥・硬化時間も考慮する必要があります。
- 補修剤が余った場合、どのように保管すればいいですか?
-
補修剤が余った場合は、密封して涼しく乾燥した場所に保管してください。弾性シーリング材やエポキシ樹脂は、容器の蓋をしっかりと閉めて保管します。モルタルは乾燥剤を入れて湿気を防ぎましょう。使用期限が過ぎた補修剤は劣化するため、適切な時期に処分してください。
- 補修後に再びひび割れが発生した場合、どうすればいいですか?
-
補修後に再びひび割れが発生した場合は、再度補修を行う必要があります。再発したひび割れが大きくなっている場合は、使用する補修剤を見直すことも検討してください。また、ひび割れの原因を特定し、根本的な対策を講じることも重要です。
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