木造戸建住宅の外壁部分のコーキングは建物の防水性を保ったり、雨水や湿気の侵入を防ぐために欠かせないものです。
外壁部分をDIYで補修する際にどのタイプのコーキング材を選ぶのが良いのか、種類ごとの特徴や使い方のコツをまとめて紹介します。
- 木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時に使えるコーキング材にはどのような種類があるのかについて。
- 木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時のコーキング材ごとの特徴や特性、使用時の注意点やデメリットについて。
- 木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時のコーキング材のそれぞれの違いについて。
- 木造戸建住宅の外壁コーキングのDIY補修時の基本手順や作業の流れについて。
- 木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時におすすめのコーキング材がどれなのかについて。
- 木造戸建住宅の外壁をDIY補修する際のコーキング材の選び方や使い方のコツに関するよくある質問。
コーキング材ごとに様々な特徴や特性があるので、間違ったコーキング材を選んでDIY補修してしまうと、見た目や性能に悪影響が出る場合も。
この記事では目的ごとにどのタイプのコーキング材を選べばよいのか、コーキング材ごとの使い方のコツなども含めて外壁部分のコーキングをDIY補修する際に確認しておくべき情報をまとめて紹介しますので、DIYで作業する際の参考にしてください。
木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時に使えるコーキング材にはどのような種類があるのか?
外壁部分のコーキングとは、建物の外壁の隙間や接合部に使用されているシーリング材のことです。
コーキングの目的は防水や防風、防塵にあり、外側から建物内へのの水や空気の侵入を防いだり、内部の快適な環境を保つために行われています。
コーキングは新築時の施工だけでなく、メンテナンスや修繕の際にも頻繁に使用されますが、種類によって様々な特徴や特性があるので、間違ったコーキング材を選んでしまうとDIY補修が失敗することも。
まず最初に木造戸建住宅の外壁部分に使われるコーキング材にどのような種類があるのか簡単に紹介すると、
- シリコンコーキング材
- 変成シリコンコーキング材
- ウレタンコーキング材
- アクリルコーキング材
DIY補修時に適切なコーキング材を選んで正しい手順で作業を行うことで、木造戸建住宅の外壁部分の防水性能と耐久性を長期間にわたって維持することができます。
まずはこれだけの種類があること、それぞれ異なる用途を目的としているものであることを理解しておきましょう。
次の項目でコーキング材ごとの特徴や特性、使用時の注意点やデメリットなどの基本情報を紹介していきますので、コーキング材選びの参考にしてください。
木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時のコーキング材ごとの特徴や特性、使用時の注意点やデメリットは?
木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時に適切なコーキング材を選ぶことは非常に重要なポイントです。
先ほど紹介したように、コーキング材にはシリコンコーキング材・変成シリコンコーキング材・ウレタンコーキング材・アクリルコーキング材の4種類があります。
- コーキング材ごとの特徴や特性
- コーキング材ごとの使用時の注意点
- コーキング材ごとのデメリット
ここでは上記3項目に関して、それぞれのコーキング材ごとに説明していきます。
木造戸建住宅の外壁のコーキング部分をDIYでしっかり補修するためにも、どのコーキング材を選べばよいのかを判断する際の参考にしてください。
シリコンコーキング材の特徴や特性、使用時の注意点やデメリットは何があるのか?
シリコンコーキング材の特徴や特性、使用時の注意点やデメリットは何があるのかについて紹介すると、
シリコンコーキング材の特徴や特性は?
- 耐久性:シリコンコーキング材は非常に耐久性が高く、長期間にわたってその性能を維持します。紫外線や風雨に強く、外部環境でも劣化しにくいです。
- 防水性:高い防水性能を持ち、雨水の浸入を効果的に防ぎます。
- 柔軟性:弾力性があり、温度変化や建物の動きに対応します。
シリコンコーキング材を使用する際の注意点は?
- リスト塗装不可:シリコンコーキング材は塗装ができないため、外壁の美観を重視する場合には不向きです。塗装が必要な箇所には使用を避けるべきです。
- 表面の清掃:施工前に表面の清掃をしっかり行って油分やホコリを取り除くことで密着性が向上しますので、作業時の重要なポイントのひとつです。
シリコンコーキング材のデメリットは?
- 美観の問題:塗装ができないために施工箇所が目立ちやすく、外壁全体の見た目に悪影響を与える可能性があります。
- 特定素材への接着力:一部のプラスチックや塗装面には密着しにくい場合があります。
変成シリコンコーキング材の特徴や特性、使用時の注意点やデメリットは何があるのか?
変成シリコンコーキング材の特徴や特性、使用時の注意点やデメリットは何があるのかについて紹介すると、
変成シリコンコーキング材の特徴や特性は?
- 塗装可能:変成シリコンコーキング材は塗装が可能なので、外観の美観を保つことができます。
- 耐候性:紫外線や風雨に対する耐候性が非常に高く、長期間にわたって性能を維持してくれます。
- 柔軟性:シリコンコーキング材と同様に弾力性があり、温度変化や建物の動きに対応します。
- 防水性:高い防水性能を持ち、外壁や屋外での使用に適しています。
変成シリコンコーキング材を使用する際の注意点は?
- 施工環境:乾燥時間や硬化時間に注意が必要で、施工後の乾燥時間を確保して急激な温度変化を避けるようにしましょう。
- 表面準備:施工前に表面を清掃して、汚れやホコリをしっかり取り除くことが重要です。
変成シリコンコーキング材のデメリットは?
- 価格:シリコンコーキング材に比べてやや高価ですが、長期的なコストパフォーマンスは優れています。
- 施工難易度:作業に専門的な知識が必要な場合があるので、DIY初心者には少し難しいかもしれません。
ウレタンコーキング材の特徴や特性、使用時の注意点やデメリットは何があるのか?
ウレタンコーキング材の特徴や特性、使用時の注意点やデメリットは何があるのかについて紹介すると、
ウレタンコーキング材の特徴や特性は?
- 柔軟性:非常に優れた柔軟性を持っているので、建物の動きや振動に対応しやすい特徴があります。
- 防水性:高い防水性能を持っています。
- 塗装可能:ウレタンコーキング材は塗装が可能なので、美観を保つことができます。
ウレタンコーキング材を使用する際の注意点は?
- 紫外線耐性:紫外線に対して脆弱なため、直射日光にさらされる場所では塗料や防水材でコーティングが必要で、コーティングを行わない状態で放置すると劣化が早まります。
- 乾燥時間:乾燥するまでに長時間かかるので、施工後の養生期間を確保することが必要になります。
ウレタンコーキング材のデメリットは?
- 紫外線による劣化:紫外線に弱いために適切なコーティングを行わないと短期間で劣化が進みます。
- 施工難易度:施工が非常に難しく、専門的な技術が必要な場合が多いためDIY補修には不向きな場合があります。
アクリルコーキング材の特徴や特性、使用時の注意点やデメリットは何があるのか?
アクリルコーキング材の特徴や特性、使用時の注意点やデメリットは何があるのかについて紹介すると、
アクリルコーキング材の特徴や特性は?
- 塗装可能:アクリルコーキング材は塗装が可能なので、美観を保つことができます。
- 取り扱いの容易さ:比較的取り扱いが簡単でDIYにも適しています。
- 適度な耐久性:シリコンや変成シリコンほどの耐久性はありませんが適度な防水性を持ってくれます。
アクリルコーキング材を使用する際の注意点は?
- 適切な場所の選定:耐久性が他のコーキング材に劣るために高い耐久性が求められる場所には不向きで、主に室内の隙間や目地に使用されます。
- 定期的なメンテナンス:他のコーキング材に比べて耐久性が劣るために定期的な点検と補修が必要になります。
アクリルコーキング材のデメリットは?
- 耐久性の低さ:長期間の耐久性が他のコーキング材に比べて低いために頻繁なメンテナンスが必要になります。
- 防水性能:防水性能がシリコンや変成シリコンに比べて劣るために外壁の主要な防水箇所の施工には不向きです。
木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時のコーキング材の違い比較一覧!
木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時のコーキング材にはどのような違いがあるのか、わかりやすく一覧で比較すると
特性/項目 | シリコンコーキング材 | 変成シリコンコーキング材 | ウレタンコーキング材 | アクリルコーキング材 |
主成分 | シリコン | 変成シリコン | ポリウレタン | アクリル樹脂 |
塗装の可否 | 不可 | 可能 | 可能 | 可能 |
耐候性 | 高い | 非常に高い | 中程度 | 中程度 |
紫外線耐性 | 高い | 非常に高い | 低い | 中程度 |
防水性 | 高い | 高い | 高い | 中程度 |
柔軟性 | 高い | 高い | 高い | 中程度 |
接着力 | 高い | 非常に高い | 高い | 中程度 |
価格 | 比較的安価 | やや高め | 中程度 | 安価 |
使用可能な素材 | 限定的 (プラスチックや塗装面は不可) | 広範囲 (多くの素材に対応) | 多くの建材に対応 | 広範囲 (多くの素材に対応) |
主な用途 | 屋外、浴室、キッチンなどの水回り | 外壁、屋外、幅広い用途 | 外壁、窓枠、接合部など | 室内の隙間や目地 |
硬化時間 | 比較的短い | 中程度 | 長め | 比較的短い |
柔軟性の維持 | 良好 | 非常に良好 | 良好 | 中程度 |
劣化の早さ | 遅い | 非常に遅い | 紫外線にさらされると早い | 中程度 |
DIYのしやすさ | 簡単 | 中程度 | 難易度高め | 簡単 |
コーティング | 不要 | 不要 | 紫外線保護のために必要 | 不要 |
コーキング材ごとに様々な違いがありますので、補修部位や補修方法、コストなども含めて総合的に判断するようにしてください。
木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時にコーキング材を選ぶポイントや基準は?
DIY補修で使うコーキング材を選ぶ際には、下記ポイントを考慮して決定することが重要です。
使用場所│コーキング材の選び方のポイント
- 水回り:高い防水性と耐久性が求められますので、シリコンコーキング材が最適です。
- 外壁:変成シリコンコーキング材やウレタンコーキング材が適しています。塗装が必要な場合は変成シリコンコーキング材を選びましょう。
- 室内の隙間や目地:取り扱いが簡単で塗装もできるアクリルコーキング材が適しています。
塗装の必要性│コーキング材の選び方のポイント
- 塗装が必要な場合は、変成シリコンコーキング材やアクリルコーキング材、ウレタンコーキング材から選びます。
- シリコンコーキング材は塗装ができないため、外壁の美観を重視する場合には適していません。
耐候性と紫外線耐性│コーキング材の選び方のポイント
- 外部環境にさらされる箇所では耐候性と紫外線耐性が高いコーキング材を選ぶことが重要です。
- 変成シリコンコーキング材やシリコンコーキング材が適しています。
価格とコストパフォーマンス│コーキング材の選び方のポイント
- 予算に応じてコストパフォーマンスの高いコーキング材を選びましょう。
- 長期的なメンテナンスを考慮すると、初期費用が高くても耐久性の高いコーキング材を選ぶことをおすすめします。
DIYのしやすさ│コーキング材の選び方のポイント
- DIYでの使用を考える場合、取り扱いが簡単なコーキング材を選ぶことが重要です。
- アクリルコーキング材やシリコンコーキング材は、取り扱いが比較的簡単でDIY作業に適しています。
木造戸建住宅の外壁コーキングのDIY補修時の作業手順や流れ、作業時のコツは?
作業に必要な全ての道具を準備する│コーキング補修のやり方
シリコンガン、ヘラ、ブラシ、エアダスター、カッター、マスキングテープ、作業手袋、保護メガネなど作業に必要なものを事前に用意しれおきます。
施工箇所の清掃│コーキング補修のやり方
施工箇所をブラシやエアダスターでしっかりと清掃して汚れやホコリ、古いコーキング材をカッターなどで取り除きます。
マスキングテープの貼り付け│コーキング補修のやり方
施工箇所の周囲にマスキングテープを貼りつけて、コーキング材がはみ出さないように保護します。
コーキング材の準備│コーキング補修のやり方
シリコンコーキング材をシリコンガンにセットし、ノズルを適切な角度にカットします。
コーキング材の塗布│コーキング補修のやり方
施工箇所に均一にコーキング材を塗布するためにノズルを押しながら、ゆっくりと一方向に動かしていきます。
隙間や目地にもしっかりとコーキング材が充填されるように注意します。
仕上げ│コーキング補修のやり方
ヘラや指を使ってコーキング材の表面を平滑に整えつつ、余分なコーキング材は取り除いてきれいな仕上がりにします。
補修箇所の乾燥│コーキング補修のやり方
コーキング材が完全に乾燥するまで待ちます。
乾燥時間は使用するシリコンコーキング材の取扱説明書に書かれている情報に従ってください。
マスキングテープの除去│コーキング補修のやり方
コーキング材の乾燥を確認した後でマスキングテープを慎重に剥がします。
これにより、きれいな仕上がりが得られます。
木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修時におすすめなのは変成シリコンコーキング材。
木造戸建住宅の外壁部分のDIY補修を行う際、使用するコーキング材の選択は非常に重要です。
多くの選択肢がある中でなぜ変成シリコンコーキング材が一番おすすめなのか、その理由について詳しく紹介していきますので、コーキング材選びの参考にしてください。
- 塗装が可能で美観を保てる
- 優れた耐候性と耐久性がある
- 柔軟性が高い
- 優れた防水性能がある
- 幅広い適用範囲である
- 施工が簡単にできる
- コストパフォーマンスが高い
塗装が可能で美観を保てる│変成シリコンコーキング材のおすすめ理由
変成シリコンコーキング材の最大の特徴のひとつが、塗装が可能だということ。
シリコンコーキング材は塗装ができないために施工後の外観に影響を与えることがありますが、変成シリコンは塗装ができるので外壁の美観を損なうことなく補修ができます。
外壁の色に合わせてコーキング部分を塗装することで、建物全体のデザインを統一することができ、美しい仕上がりを実現できます。
優れた耐候性と耐久性がある│変成シリコンコーキング材のおすすめ理由
変成シリコンコーキング材は、紫外線や風雨に対する耐候性が非常に優れていますので、長期間にわたって劣化しにくいことを意味しているということ。
木造戸建住宅の外壁は常に外部環境にさらされているために補修時には耐候性の高いコーキング材を使用することが重要です。
変成シリコン材であれば、紫外線や風雨による劣化を防いで長期間にわたってその性能を維持してくれます。
柔軟性が高い│変成シリコンコーキング材のおすすめ理由
建物は温度変化や地盤の動きなどによって微妙に動くことがあります。
変成シリコンコーキング材は、高い柔軟性を持っているためにそのような動きに対しても効果的に対応してくれます。
高い柔軟性があることでひび割れや剥がれを防ぎ、長期間にわたり外壁の防水性能を保つことができます。
特に木造建築は動きが大きいため補修時には、柔軟性の高いコーキング材を選ぶ必要があります。
優れた防水性能がある│変成シリコンコーキング材のおすすめ理由
変成シリコンコーキング材は高い防水性能を持っていることで、雨水の浸入をしっかりと防いで建物内部への水の侵入を防止してくれます。
優れた防水性能があることで、木造住宅の内部構造を守りつつ腐食やカビの発生を防いでくれるということ。
防水性能の高いコーキング材を使用することで、建物の耐久性を向上させ、長期間にわたって安全で快適な住環境を維持することができます。
幅広い適用範囲│変成シリコンコーキング材のおすすめ理由
変成シリコンコーキング材は多くの建材に対して優れた接着力を持っているので、幅広い用途に対応しています。
木材やコンクリート、金属やガラスなど様々な素材に対して効果的に使用できるため、外壁の補修だけでなく窓枠やドア枠、屋根の補修などにも適しています。
この汎用性の高さが、変成シリコンコーキング材の大きな魅力のひとつです。
施工が簡単にできる│変成シリコンコーキング材のおすすめ理由
変成シリコンコーキング材は施工が比較的簡単なこともあり、DIYでの使用にも適しています。
適切な準備と手順を守れば、DIY初心者でも比較的良好な仕上がりになる可能性が高いでしょう。
また市販のシリコンガンを使用して簡単に施工できるため、特別な道具や技術を必要としていないこともおすすめポイントです。
コストパフォーマンスが高い│変成シリコンコーキング材のおすすめ理由
変成シリコンコーキング材は初期費用がやや高めですが、長期的なメンテナンスコストを考慮すると非常にコストパフォーマンスが高くなります。
耐久性が高く劣化しにくいために頻繁な補修が不要なのもDIY補修時のうれしいポイントのひとつ。
劣化しにくいために長期間にわたって補修コストを抑えることができますので、長い目で考えることも重要だと思います。
木造戸建住宅の外壁をDIY補修する際のコーキング材の選び方や使い方のコツに関するよくある質問。
ここまで木造戸建住宅の外壁をDIY補修する際のコーキング材の選び方や使い方のコツに関する様々な情報を紹介してきました。
まだどのコーキング材が良いのか、どのような使い方をすればよいのかなどわからない部分がある人もいると思いますので、その参考になるようなよくある質問を紹介すると、
- シリコンコーキング材はなぜ塗装できないのですか?
-
シリコンコーキング材は、表面が非常に滑らかで塗料が密着しにくいために塗装ができません。塗料がコーキング材の表面にうまく定着しないため、塗装してもすぐに剥がれてしまう可能性が高いからです。そ美観を重視する箇所には不向きなコーキング材になります。
- 外壁DIY時のコーキング材の選び方で特に気をつけるべき点は何ですか?
-
用途に応じた選択、塗装の必要性、耐候性と紫外線耐性、予算とコストパフォーマンス、DIYのしやすさなどの情報を総合的に判断することです。特に使用する場所や環境に応じて適切なコーキング材を選ぶことが重要で、水回りにはシリコンコーキング材、外壁には変成シリコンコーキング材やウレタンコーキング材、室内にはアクリルコーキング材が適しています。
- 変成シリコンコーキング材とシリコンコーキング材の違いは何ですか?
-
変成シリコンコーキング材は塗装が可能ですが、シリコンコーキング材は塗装ができません。 両者ともに高い耐候性を持ちますが、変成シリコンコーキング材はさらに改良されており、長期間にわたり劣化しにくいです。変成シリコンコーキング材は外壁や屋外の補修に最適で美観を保ちたい場合に適しています。シリコンコーキング材は主に水回りや外壁の防水箇所に使用されます。
- コーキング材の乾燥に必要な時間はどのくらいですか?
-
シリコンコーキング材は24~48時間程度で、変成シリコンコーキング材は24~48時間程度です。ウレタンコーキング材は48~72時間程度(乾燥が遅いため注意が必要)で、アクリルコーキング材は24時間程度になります。乾燥時間中は、施工箇所に触れないよう注意し、天候条件にも留意することが重要です。
- 外壁補修時使うコーキング材の寿命はどれくらいですか?
-
シリコンコーキング材は15~20年程度で、変成シリコンコーキング材は20年以上、ウレタンコーキング材は10~15年程度(紫外線対策がされている場合)で、アクリルコーキング材は5~10年程度です。適切な施工と定期的なメンテナンスを行うことで寿命を延ばすこともできますが、環境によってはより短い期間しか効果を持続できないこともあります。
- 外壁DIY時にコーキング材の色を選ぶ際のポイントは何がありますか?
-
コーキング材の色を外壁の色に合わせることで自然な仕上がりになりますし、白や明るい色のコーキング材は汚れが目立ちやすいために汚れが目立ちにくい色を選ぶのもおすすめです。家全体のデザインやテーマに合わせた色を選ぶことで、DIY補修後でも美観を保つことができます。
- コーキング材の施工後に雨が降った場合の対策は何がありますか?
-
予防策として、必ず施工前に天気予報を確認して雨が予想される場合は作業を延期します。施工後に突然雨が降り出した場合は、ビニールシートやカバーを使って施工箇所を保護する必要がありますが、雨によって施工箇所が濡れてしまった場合は、乾燥後に再度コーキング材を塗布する必要があります。
- 外壁DIY補修時のコーキング材を選ぶ際に専門家のアドバイスを受けるべきですか?
-
DIY初心者や特殊な条件での施工を行う場合は、専門家のアドバイスを受けることを強く推奨します。専門家のアドバイスにより、最適なコーキング材の選定や適切な施工方法を学ぶことができたり、施工後のトラブルを未然に防ぐことができる場合もあります。
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木造戸建て住宅の外壁補修も含めて、外壁診断や住宅リフォームに関することであればどのような相談でもお受けすることができます。
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